[Linux] ディレクトリ・ファイル一覧を表示させないようにする方法

Linux(Apache)でディレクトリリスティングを切る方法です。
URLでディレクトリを指定すると、ファイル一覧が表示されてしまう場合など、この設定を行うことによりディレクトリ・ファイル一覧が表示されなくなります。
ディレクトリリスティング設定
まず、httpd.confを開きます。
コンソールで下記コマンドを実行します。
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vi /etc/httpd/conf/httpd.conf |
Indexesという単語を探します。
「<Directory “”></Directory>」の中に記載されています。
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<Directory ""> Options Indexes FollowSymLinks </Directory> |
このIndexesがファイル一覧を表示させるという意味を持っています。
このIndexesの前に「-」をつけることによって、ファイル一覧を表示させないという意味になります。
Indexesを消去しても構いませんが、後で見たときに設定状態がわかるように「-Indexes」と書いておいたほうが良いでしょう。
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<Directory ""> Options -Indexes FollowSymLinks </Directory> |
Apacheの再起動
httpd.confを変更してもApacheを再起動しないと設定が反映されません。
コンソールで以下のコマンドを実行しましょう。
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service httpd restart |
これでディレクトリ・ファイル一覧が見えなくなりました。
.htaccessでの設定
レンタルサーバーなどでhttpd.confを編集できない場合は .htaccessで設定することができます。
.htaccessに以下の設定を記載します。
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Options -Indexes |
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