Canvasには context.rect というメソッドが用意されており、これを使えば簡単に四角形が描けてしまいます。
jQueryのプログラムにが7行、表示部分のXHTMLが1行の本当に簡単なプログラムで済んでしまいます。
JavaScript
<script type="text/javascript"> window.onload = function () { var canvas = document.querySelector('#sample1');//キャンバスを選択 var context = canvas.getContext('2d'); context.beginPath();//新しいパスを作成 context.rect(50, 50, 50, 50);//図形の上下、横縦幅を指定 context.stroke();//パスを輪郭表示する } </script>
var canvas = document.querySelector(‘#sample1’);
描画する場所を選択します。canvas 要素の id を sample1 としたので、#sample1 と指定します。
var context = canvas.getContext(‘2d’);
コンテキスト名を指定します。getContext()には現在「2d」という引数しかサポートがありません。将来的には「3d」が使えるようになるかもしれません。
context.beginPath();
現状のパスをリセットして、サブパスを無くします。canvasを使う時のおまじない(初期化)です。
[table id=38 /]
context.rect(50, 50, 50, 50);
図形の位置・大きさを設定する部分で、書式は以下のようになります。
書式
context.rect(左上のX座標, 左上のY座標, 幅, 高さ);
context.stroke();
現在の線スタイルでサブパスを輪郭表示します。長さ0の分は表示前に取り除かれ、空のサブパスは無視されます。
パスに変形が適応されている場合は影響を受けます。
XHTML
<canvas id="sample1" width="300" height="150" ></canvas>
CSS
#sample1{ margin:0; padding:0; background-color:#87cefa; }
結果表示