Laravele Telescopeは、Laravelが公式に提供しているデバッガです。Chromeの開発ツールだけだとデバッグには不足している情報もあるので、こちらを使うと開発が捗ります。ブラウザのリクエスト・SQLのクエリなどを見ることができます。
[開発環境] Laravel 7.x MySQL 8.x CentOS 7.x
[telescope利用条件] Laravel5.7.7以上
インストール
composer
インストールにはcomposerを使います。
$ composer require laravel/telescope
本体へのインストール
下記コマンドだけでインストール完了します。
$ php artisan telescope:install
マイグレーション
必要なデータベーステーブルを生成します。
$ php artisan migrate
telescope_entries / telescope_entries_tags / telescope_monitoring という3つのテーブルがMySQLに生成されました。
telescopeのページを開く
artisan serveでサーバーを起動
$ php artisan serve --host xxx.xxx.xxx.xxx
telescopeのページにアクセス
https://xxx.xxx.xxx.xxx/telescope
Requestの表示
Request Details
リクエストの詳細画面です。
主に見るところは
・Method
・Controller Action
・Status
などでしょう。動作が重い時にはDuration , Memory usageなども参考になります。
中央部には下記の情報が表示されます(タブ形式)
・Payload → Postされたデーター等
・Header → ヘッダー情報(host , user-agent , referer ,cookie 等)
・Session
・Response
下部はQueries , Models が表示されます。
Queries → データベースのSQL文
Models → ModelのActionやURL情報