[Laravel] 公式デバッグアシスタント telescope の使い方

Laravele Telescopeは、Laravelが公式に提供しているデバッガです。Chromeの開発ツールだけだとデバッグには不足している情報もあるので、こちらを使うと開発が捗ります。ブラウザのリクエスト・SQLのクエリなどを見ることができます。

[開発環境] Laravel 7.x MySQL 8.x CentOS 7.x
[telescope利用条件] Laravel5.7.7以上

インストール

composer

インストールにはcomposerを使います。

$ composer require laravel/telescope

本体へのインストール

下記コマンドだけでインストール完了します。

$ php artisan telescope:install

マイグレーション

必要なデータベーステーブルを生成します。

$ php artisan migrate

telescope_entries / telescope_entries_tags / telescope_monitoring という3つのテーブルがMySQLに生成されました。

telescopeのページを開く

artisan serveでサーバーを起動

$ php artisan serve --host xxx.xxx.xxx.xxx

telescopeのページにアクセス

https://xxx.xxx.xxx.xxx/telescope

下記のような画面が表示されればうまくいっています。
2020-04-16_06h37_57

Requestの表示

telescopeトップ
2020-04-18_02h00_10

Request Details
リクエストの詳細画面です。
2020-04-18_02h04_44
主に見るところは
・Method
・Controller Action
・Status
などでしょう。動作が重い時にはDuration , Memory usageなども参考になります。

中央部には下記の情報が表示されます(タブ形式)
・Payload  → Postされたデーター等
・Header → ヘッダー情報(host , user-agent , referer ,cookie 等)
・Session
・Response

下部はQueries , Models が表示されます。
Queries → データベースのSQL文
Models → ModelのActionやURL情報



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