[React] プロジェクト作成と基本的な仕組み

Reactでcreate-react-appしたときに自動生成されるディレクトリやファイルの説明です。Reactがどのようにデータを表示しているかの仕組みがわかるように記載しています。

プロジェク作成コマンド

早速プロジェクトを作成してみます。上記コマンドを実行すると「public」と「src」ディレクトリが生成されます。Reactはこれだけで開発がスタートできてしまいます。

プロジェクトのディレクトリ・ファイル構成

プロジェクトのファイルは大きく2つのディレクトリに分けられます。

publicディレクトリ

・静的ファイルの保存場所
・html,imgファイルの保存場所

srcディレクトリ

・開発用ファイルの保存場所
・Reactコンポーネントの保存場所(JSXファイル)

index.html

このファイルは基本的なHTMLのテンプレートです。上部はウェブのHead部分。

下のほうにある<div id=”root”></div>にReactがデータを表示すると覚えておけばよいでしょう。

index.js

index.jsはモジュールを1ヶ所に集めてIndex.htmlに出力します。root.render()の中に<App />の形式でモジュールを記述します。※<React.StrictMode>はReact18から導入された開発中にバグを見つけやすくするために2回マウントを行う仕組みです。必要ない場合はコメントアウトして使います。

上部でindex.cssとApp.jsを読み込んでいます。Reactでモジュールを読み込むときは

「import App from ‘./App’;」のように記述します。

App.js

こちらがReactでnpm startを行ったときに表示されるウェブページです。App.jsにこの部分が記載されています。

動いているロゴは <img src={logo} className=”App-logo” alt=”logo” />

ロゴの下の文字、 Learn React のリンクも上部のソース内に記述してあります。

ソースの文字を変えたり、ロゴの部分を消去してみると表示が替わります。

ソースを変更すると開発サーバーが自動に変更を認識し表示を更新してくれます。

ディレクトリ・ファイル構成のまとめ

上記のソース・説明を図で示すとこのようになります。

「Public/index.html」が表示されるテンプレートの基礎となるもの。その中に<div id=”root”></div>が存在します。id名がrootの中に「src/index.js」が中身を表示します。

index.jsは「App.js」や今後自分で作成するモジュールを読み込み、index.htmlに描画する役割を担っています。

Reactの入力が楽になるVSCodeプラグイン

Reactのコンポーネントを作るときにテンプレートを使うと楽です。VSCodeで「ES7 React/Redux/GraphQL/React-Native snippets」を検索してインストールします。

エディッタでrafceと入力すると下記のような選択肢が表示されます。一番上のものを選ぶと自動にテンプレートが入力されます。



Author: webmaster